時の鐘

名所旧跡

三石神社の境内にある鐘は、「時の鐘」と言われ、江戸時代から旅人や三島の人に親しまれてきました。最初は寛永年間(1624~1643)に鋳造(ちゅうぞう)され、その後何回か改鋳されました。特に大きな鐘が宝暦11年(1761)に川原ヶ谷の鋳物師(いものし)沼上忠左衛門祐重(すけしげ)によって造られ、三石神社境内に設置され三島八景の1つにも数えられていました。

三島宿の人たちはこの鐘の音で時を知りました。しかし第2次世界大戦時にこの鐘も軍戦用に供出され、現在の鐘は昭和25年(1950)に市民の有志によって造られたものです。「時の鐘」の存在は、当時の三島のにぎわいを示すもので、最近では、管理人により毎日夕方6時に鳴らされ昔をしのばせています。5分前に来れば、誰でも打たせてもらえます。また、大晦日(おおみそか)には除夜祭が行われ、申し込みをして、整理券の交付を受けた人のみ打つことができます。除夜祭の受け付けは、12月31日午後10時半ごろです。


  • 市町村: 三島市