国府津駅は明治20年7月11日、東海道線の横浜駅から国府津駅間が開通すると共に開業しました。御殿場線経由の東海道線が明治22年に開通するまでは終着駅、その後は箱根越えのための機関車の交代や列車再編の基地でした。また、残念ながら現存していませんが、国府津機関庫は、鉄道施設として日本で最初の鉄筋コンクリート建造物として知られていました。
- 所在地:神奈川県小田原市国府津4丁目
- 開業日:明治20年7月11日
- 所在市町ホームページ:小田原市公式サイト
小田原市の観光情報
一般社団法人 小田原市観光協会
- https://www.odawara-kankou.com/
- 〒250-0042 小田原市荻窪350番地の1 小田原合同庁舎内2階
- TEL: 0465-20-4192 / FAX: 0465-20-4194
国府津駅の歴史
御殿場線の中ではもっとも古い、明治20年7月の開業。さすがに伝統の駅だけにホームはレトロ調で美しい。駅前広場には、開業百周年を記念して建てられ石碑がある。SLをかたどったレリーフ板には、有名な『鉄道唱歌』の一節が記されている。
国府津機関区扇形機関庫
この機関庫は、サンゴニッチというフランス人技師の設計によるもの。中世ヨーロッパの古城や教会を連想させる優美な姿だった。
国府津機関区転車台
折り返し運転を行う際、蒸気機関車は電車と違い方向転換する必要があった。この転車台と扇形機関庫は、国府津機関区のシンボル。