岩波駅は、昭和19年(1944)12月に地元の要望により設置されました。ここは東海道線開通当初から信号所が置かれていました。この信号所の待避線を利用して駅を作ろうとしましたが、この地の勾配が1000分の25もあり当時の設置基準の1000分の10を越えていたので、このままでは不適当とされました。そこで、珍しいスイッチバック方式のホームが設けられました。その後、列車のディーゼル化に伴い、スイッチバック方式は廃止されました。なお、現在の駅舎は令和元年(2019)に完成し、併せて、上りホームの新設やバリアフリー化工事が行われました。
- 所在地:静岡県裾野市岩波
- 開業日:昭和19年12月
- 所在市町ホームページ:裾野市公式サイト
裾野市の観光情報
裾野市観光協会
- https://www.susonokanko.jp/
- 〒410-1116静岡県裾野市千福7-1 (すそのセントラルパーク内)
- TEL: 055-992-5005 / FAX: 055-992-7300
岩波駅の歴史
岩波駅ホーム
昭和19年12月開業の岩波駅は、急勾配区間中にあるため、SL運行当時はスイッチバック式のホームが設けられていた。