12月22日、JR御殿場線の利便性向上や利用促進、沿線地域の活性化のため、本協議会の静岡・神奈川両県の沿線10市町で、JR東海静岡支社長に対する要望書を提出しました。
会長の勝又御殿場市長、副会長の湯川山北町長をはじめ、協議会理事らでJR東海静岡支社を訪れ、平永副支社長へ要望内容を説明し地元の思いを伝えました。
沿線住民の重要な生活の足であり、富士山眺望も素晴らしい観光鉄道でもある御殿場線。
これまでの要望活動により、長年の課題である交通系ICカードによる鉄道事業者間の跨ぎ利用について、昨年IC定期券による跨ぎ利用開始や、利用区間が広がるなど、少しずつ進展はあるものの、いまだ清算手続きが完結できない駅があるなど不都合な状況も続いています。
JR東海静岡支社平永副支社長からは「しっかりと地元地域と対話しながら、御殿場線の存続、利用促進を自治体と連携して進めていきたい」と話がありました。
JR東海のほか、静岡県・県議会にも要望活動を行い、連携して取り組みを進めることを確認。
御殿場線利活用推進協議会では、これからも引き続き御殿場線の利便性向上のため、要望活動や利用者が増える取組を関係市町や賛同いただく企業・団体と共に進めていきます。