御殿場の夏の伝統行事「御殿場わらじ祭り」のシンボルである大わらじを使用した「わらじ神輿」が開催されます。
ぜひ、御殿場線に乗ってお越しいただき、御殿場の歴史と文化を体感してみませんか。
日時 令和5年8月6日(日)18時30分~20時00分(予定)
会場 新橋浅間神社~県道沼津小山線湯沢交差点付近
【御殿場わらじ祭り公式HP】
http://www.gotemba-waraji.com/index.html
また、祭りを一緒に盛り上げていただける方も募集しています(男性:大金剛杖担ぎ手・わらじ合わせ神輿担ぎ手根強情わらじ神輿、女性:わらじ娘)。
詳細は、公式HP内の募集ページを御覧ください。
【参加者募集ページ】
http://www.gotemba-waraji.com/hounousai/waraji-musume.html
御殿場大わらじの由来
駕籠に乗る人 担ぐ人 そのまたわらじを作る人
昔、わらじ編みは、御殿場人たちにとって大切な現金収入の手段でした。
新橋や東山新田など、御殿場地区の12か村落では、精農者表彰のきまりをつくり、それぞれ村のわらじ編みの一番優秀な娘12人を選びました。
娘たちは、東山の観音さんで男女一対のわらじを作り、それを富士山頂の浅間大社奥宮へ奉納し、五穀豊穣と縁結びを祈願しました。
選ばれた娘たちは、それぞれ良縁を得て、その年のうちに必ず嫁いだといわれます。わらじ編みに選ばれることは、当時の女性の最高の名誉であり、羨望の的であったと伝わっています。
古来より御殿場は、富士信仰の拠点であり、東海道箱根越えの旅人の足である「わらじ」の産地でもあったことから、毎年このわらじを富士山の開山の行事として神社に奉納し、健脚祈願、良縁成就、五穀豊穣、道中安全などを祈念しています。
【大わらじの大きさ】
長さ 十尺(約3.3m)
横幅 四尺(約1.2m)
重さ 25貫(約93kg)
使用する荒縄(一足) 千八百尋(約3.2km)